子育ての後悔から学んだ、パパの9年の実践記。過去の自分への手紙と、今日からできる5つのこと
📖 この記事の目次
- 🌙 はじめに
- 💔 後悔①:「自分の子だから、自分の好きに育てていい」と思ってた
- その後、パパはどう変わったか
- 😡 後悔②:毎日どなってしまっていた
- その後、パパはどう変わったか
- 🫠 後悔③:仕事から帰ってきて、子供を叱るだけだった
- 言い訳していた当時の私
- 妻にも、ごめん
- その後、パパはどう変わったか
- 同じ立場のパパへ
- 🥺 後悔④:今は会話で伝わるようになったけど、過去の自分に失望してる
- その後、パパはどう変わったか
- 🌱 我が家が試した5つの実践
- 実践①:「どなりそうになったら、口より先に足を動かす」
- 実践②:「ありがとう」を1日1回、夫婦で口に出す
- 実践③:寝かしつけは「父」の担当にする
- 実践④:「叱る」と「怒る」を、自分の中で必ず区別する
- 実践⑤:「ごめん」と「ありがとう」は親から先に言う
- 💧 結論:後悔してる自分も、変わろうとしている自分も、両方つれて歩こう
- 📚 同じ夜に読んでほしい記事
夜中に「子育て 後悔」「子育てで後悔してる事」と検索してここに来た方へ。
この記事は、あなたを無理に励まさない。きれいなアドバイスもしない。データも出さない。
子供が小さかった頃にやってしまった、私の4つの後悔と、そこから9年かけて少しずつ変えてきた「実践」を、ただ正直に書きます。
「同じこと思ってたの、自分だけじゃなかった」――そう思ってもらえたら、今日はそれで十分です。
そして、もし「で、結局どうしたらいいの?」まで一緒に読みたい人のために、我が家で実際にやってきた5つの実践も後半にまとめました。
子供がひとりでも、ふたりでも、何人でも。共働きでも専業でも、シングルでも。
「親」をやってる全ての人に読んでほしい記事として書きました。
🌙 はじめに
うちの子供たちはもう9歳。今は会話で意思疎通ができます。
「パパ、これやりたい」「いやだ」「ありがとう」「うれしい」――言葉で伝わる。
でも、子供たちが2〜4歳の頃の私は、別人でした。
過去の自分を思い出すと、いまでも胸がぎゅっとなります。
子供を持つ前は「自分は冷静な親になる」と本気で思ってました。実際は真逆。
この記事の前半は、当時の自分に向けた手紙です。 後半は、その後9年かけて少しずつ拾い直してきた実践です。
同じ夜に苦しんでる人がいたら、一緒に読んでほしい。 そして、「過去は変えられないけど、明日からは変えられる」――その手応えを、一緒に持って帰ってもらえたら嬉しいです。
💔 後悔①:「自分の子だから、自分の好きに育てていい」と思ってた
これが、いま振り返って一番恥ずかしい後悔です。
子供が生まれた当初、私はどこかでこう思ってました。
「俺の子なんだから、俺が決めていい」
具体的には――
- 食事の好み:「俺はこれ食べてきたから子供も食べさせる」
- 遊び方:「俺はこう遊んできたから子供にもさせる」
- 怒り方:「俺は親にこう育てられたから、それでいい」
いまの自分から見ると、全部、子供を「人」じゃなくて「自分の延長」として見てしまっていたと思います。
子供は親のコピーではなく、「ひとりの人間」を預かってるだけ。
これに気づいたのは、子供が3歳の時に「パパいや」と泣いた夜です。
「俺の子なのに、なんで俺を拒否するんだ」と一瞬腹が立った。その怒りを感じた瞬間、ハッとしました。
「俺の子=俺の言う通り」って思考、子供にとってはただただ怖いだけだ。
今ならわかります。子供は、たまたま私の家に生まれてきてくれた、独立した人間です。
過去の自分に伝えたい一言。
「お前の子じゃない。預かってるだけだ。」
その後、パパはどう変わったか
3歳の「パパいや」の夜から、私は意識して**「子供の意見を一回聞いてから決める」**という小さなルールを自分に課しました。
最初はうまくいきません。 「今日のご飯どうする?」と聞いて「アイス!」と返ってきて、結局「ダメ」と言って終わる、みたいな日が続きました。
それでも続けたのは、「聞く→却下する」でも、「聞かずに決める」よりは100倍マシだと思えたからです。
子供たちが小学生になった今は、こんな会話ができるようになりました。
- 「土日どこ行く?」→「公園とイオン」→「じゃあ午前公園、午後イオンね」
- 「習い事つづける?」→「やめたい」→「じゃあ、なんでやめたいか先に教えて」
決定権を完全に渡したわけじゃない。でも、「あなたの意見はちゃんと聞くよ」というスタンスを家の中の標準にする。これだけで、子供の表情が変わっていくのを、9年かけて確かに感じました。
過去の自分に伝えたいのは、もうひとつ。
「決めるのは親でいい。でも、聞かないのは違う。」
😡 後悔②:毎日どなってしまっていた
恥ずかしくて誰にも言えなかった話を書きます。
子供たちが2〜3歳の頃、私はほぼ毎日どなっていました。
- 朝、保育園に行きたがらない → どなる
- ご飯をひっくり返す → どなる
- 寝ない → どなる
- 兄弟げんかが終わらない → どなる
どなった後、子供たちが固まって、こっちを見てる目――あの目をいまでも忘れられません。
「ごめんね」とその場で謝るけど、翌日また同じ場面でまたどなる。
「自分は親に向いてないんじゃないか」と、毎晩自分を責めてました。
布団に入って天井を見ながら、「明日こそはどならない」と誓って、翌日守れない。
このループを、何百回繰り返したか分かりません。
検索でここに来たあなたが、もし今夜同じループの中にいるなら――
それを「ダメな親」だと責める前に、まず、今日まで子供を生かしてここまで来たことに気づいてください。
毎日ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かせて、また朝起こす。 それを毎日できているだけで、十分すぎるくらい、すごいことなんです。
その後、パパはどう変わったか
「どならない」を根性で実現するのは、無理でした。
代わりに私がやったのは、**「どなる前に体を動かす」**というシンプルな仕掛けです。
- ムッとした瞬間に台所まで歩いて、コップ1杯の水を飲む
- それでもダメならベランダに10秒だけ出る
- 妻と「今日きつい日だから先にお風呂入らせて」とSOSを送れる合言葉を決めておく
ポイントは「気持ちで我慢する」のではなく、**「物理的に、口とその場所を離す」**こと。
これで完全にゼロにはなりません。今でも、年に数回は声を荒げてしまう日があります。
でも、毎日どなっていた頃と比べると、頻度は1/20くらいになりました。
そして、もうひとつ大事にしているのは――
どなってしまった夜は、必ずその日のうちに、目を見て「ごめん。怒鳴ったのは、パパが悪かった」と伝えること。
子供は不思議で、ちゃんと言葉にして謝ると、ちゃんと許してくれます。 「いいよ、パパも疲れてたんでしょ」と9歳の娘に言われた夜、こっちが泣きました。
過去の自分に伝えたい一言。
「どならない人になろうとしなくていい。どなったら謝れる人になろう。」
🫠 後悔③:仕事から帰ってきて、子供を叱るだけだった
これが、たぶん一番ひどい後悔です。
正直に書きます。
家事も、送り迎えも、寝かしつけも、ほぼ全部、妻がやってました。
- 朝の準備 → 妻
- 保育園の送り → 妻
- 仕事の合間の電話対応(熱が出た等) → 妻
- お迎え → 妻
- 夜ご飯 → 妻
- お風呂 → 妻
- 寝かしつけ → 妻
じゃあ私は何をやってたか。
仕事から帰ってきて、騒いでる子供を、どなる。
それだけでした。
帰宅して玄関を開けて、リビングが散らかってて、子供たちが騒いでる。第一声が「うるさい!」だった日が、何回もあります。
家にいない時間が一番長い私が、家にいる時間の中で一番怒鳴ってた。
書いてて吐きそうになります。でも、これが事実です。
言い訳していた当時の私
当時の私は、心の中でこう思ってました。
「俺だって会社で疲れて働いてるんだ」 「俺は給料を稼いでる。だから家のことは任せていい」 「叱るのは父親の役目だ」
全部、自分を正当化するための言い訳でした。
妻は私が会社で働いてる時間、それ以上に育児で動いてました。給料を稼ぐことと、子供を生かすことに、どっちが偉いも何もない。
妻にも、ごめん
子供たちにも申し訳ないし、妻にも、本当に申し訳なかったです。
妻が一日中育児で消耗して、やっと夫が帰ってきたと思ったら、その夫が子供をどなる。妻からしたら、戦力どころか追加の負担でした。
あの頃、妻が何回「もう無理」と思ったか、考えるだけで苦しいです。
その後、パパはどう変わったか
ここから、9年かけて一番大きく変わったのが、たぶん**「帰宅後の振る舞い」**です。
私が決めたルールはたった3つ。
- 帰宅したら、まず子供じゃなくて妻の顔を見る(「おかえり」じゃなくて、こっちから「ただいま、今日どうだった?」)
- 玄関で「叱るスイッチ」を切る(リビングが散らかっていてもまず黙る)
- 寝かしつけだけは私の担当(妻が一番疲れている時間を、こっちで巻き取る)
3つ目の「寝かしつけ担当」は本当にやってよかったです。
最初は子供たちも「ママがいい」と泣いていましたが、続けるうちに、夜の絵本タイムが親子3人の一番の宝物の時間になりました。
そして、妻にもうひとつ伝えたこと。
「家事と育児の総量、ほぼ全部を10年近く背負わせてしまった。ごめん。これからの10年で返す。」
9年前の自分には間に合わない。でも、いまから始める「帰宅後の3ルール」と「寝かしつけ担当」は、今日からでも始められます。
同じ立場のパパへ
もしいま、同じことをやってるパパがこれを読んでたら――
今日、帰ったら、奥さんに「ありがとう、ごめん」と言ってください。
子供を叱る前に、まず奥さんに頭を下げる。それが順番です。
私はそれに気づくのが、遅すぎました。 でも、9年経っても、まだ間に合うこともあります。
🥺 後悔④:今は会話で伝わるようになったけど、過去の自分に失望してる
これが、いま現在進行形で抱えてる後悔です。
子供たちは9歳。「パパ、今日学校でね」と話してくれます。
「ありがとう」「ごめんね」「うれしい」「いやだ」――全部言葉で伝わる。
今、私は本当にありがたい時間を過ごしてます。
でも、ふと思うんです。
「あの2〜4歳の頃、どなりちらしてた私を、子供たちは覚えてるんじゃないか」
子供たちが将来、人間関係でつまずいた時、その根っこに**「あの頃のパパの怒鳴り声」**があったらどうしよう、と今でも頭をよぎります。
過去は変えられない。それが、たぶん一生残る後悔です。
ただ――
過去は変えられないけど、今日、どならないことはできる。
明日、もう一回、どならない、ことはできる。
それを毎日積み上げていくことだけが、過去の自分への、唯一の手向けだと思ってます。
その後、パパはどう変わったか
過去への失望と、ずっと一人で向き合うのはしんどい。
そこで私が始めたのは、「過去への手紙」を書くことでした。
ノートでも、スマホのメモでもいい。 夜、子供が寝た後に、たまに当時の自分に向けて短い手紙を書きます。
例えばこんな感じです。
「2018年の自分へ。今夜もどなってしまったね。明日もたぶんどなる。でも今日、子供を生かして寝かせた。十分だよ。」
書いて、誰にも見せない。 ただ、書くだけ。
これを始めてから、過去の自分を「敵」じゃなくて「同じ家を守ろうとしてた仲間」として見られるようになりました。
そして、子供たちが9歳になった今、もうひとつ思うのは――
子供は親の「完璧さ」より、「変わろうとしてる姿」を見てるということ。
「パパ、昔はもっと怒ってたよね。今は減ったね」と、先日娘がポロッと言いました。 覚えてる。やっぱり覚えてる。 でも、「減ったね」も覚えてくれてる。
過去はゼロにはできない。 でも、「上書き」はできる。
これが、9年やってみて、いま一番伝えたいことです。
🌱 我が家が試した5つの実践
ここまで読んでくださった方は、たぶんもう「で、結局どうしたらいいの?」が一番気になっているはずです。
我が家で実際に9年かけて続けてきた5つの実践を、誰でも今日から試せる粒度で書きます。
特別なノウハウじゃありません。全部「面倒だけど、やればできる」レベルのものだけ集めました。
実践①:「どなりそうになったら、口より先に足を動かす」
これは後悔②でも書いた話の、もう少し詳しいバージョンです。
我が家のルールはこう決めました。
- イラっとした瞬間、まずキッチンへ歩く
- 冷蔵庫から水を出して、コップ1杯飲む(これで約30秒稼げる)
- それでもダメなら、ベランダか玄関で10秒だけ深呼吸
人は怒っている瞬間、「言葉」より「動作」のほうが切り替えやすいと、9年やってみて実感しています。
「我慢する」のではなく「物理的にその場を離れる」。 これは精神論ではなく、ただの段取りです。
実践②:「ありがとう」を1日1回、夫婦で口に出す
3つ目の後悔と直結します。
我が家では、寝る前に**「今日のありがとう」を1個ずつ言い合う**というのを、いまも細々と続けています。
- 「夕方ヘトヘトだったのにご飯作ってくれてありがとう」
- 「金曜の飲み会、子供の機嫌悪い中、送り出してくれてありがとう」
たった10秒。 でも、これをやらない日が続くと、夫婦の空気が確実に冷えていくのが分かります。
ポイントは、「えらいね」じゃなくて「ありがとう」を使うこと。 えらいね、は上から目線になりがちですが、ありがとう、は対等です。
実践③:寝かしつけは「父」の担当にする
これも後悔③で書いた話ですが、もう少し補足します。
寝かしつけは、世の中で一番コスパのいい育児タスクだと思っています。
- 時間:30分〜1時間で終わる
- 効果:1日で一番濃い親子の時間になる
- 妻への効果:妻が自分の時間を取り戻せる
最初の数週間は子供が「ママがいい」と泣くかもしれません。 我が家もそうでした。 でも、3週間も続けると、子供は**「寝るのはパパ」**という新しい標準を受け入れてくれます。
絵本を1冊読む、今日の出来事を聞く、明日の予定を話す。 たったこれだけで、子供との関係がどんどん変わっていきます。
実践④:「叱る」と「怒る」を、自分の中で必ず区別する
これは私が9年かけてやっと身についた感覚です。
- 叱る=子供のために、伝えるべきことを冷静に伝える
- 怒る=自分の感情を、子供にぶつける
このふたつは、似ているけど別物です。
我が家のチェックポイントはひとつ。
「いま自分が言おうとしてる言葉、子供のためか? 自分のためか?」
子供のためなら、声を荒げる必要はないはずです。 声が大きくなりかけたら、それはたいてい「自分のため(=自分のイライラ解消のため)」になっています。
これに気づいた日から、「叱る回数」は減らさず、「怒る回数」だけ減らすことを意識するようになりました。
実践⑤:「ごめん」と「ありがとう」は親から先に言う
最後はこれです。
子供に「ごめんなさいは?」「ありがとうは?」と言わせる前に、親から先に言う。
- パパが間違えた → 「ごめん、パパが悪かった」
- 子供が手伝ってくれた → 「ありがとう、すごく助かった」
これを9年続けて分かったのは、子供は親の言葉をびっくりするくらい正確にコピーするということです。
親が「ごめん」を言う家では、子供も自然と「ごめん」を言う。 親が「ありがとう」を言う家では、子供も自然と「ありがとう」を言う。
しつけは「教える」ものではなく、「先にやってみせる」ものでした。
これに気づくのが、本当に遅かった。 でも、気づいた日から始めれば、今日が一番早い日です。
💧 結論:後悔してる自分も、変わろうとしている自分も、両方つれて歩こう
「子育てで後悔してる事」を検索してここに来たあなたへ。
過去にどなった夜があっても。 家事も育児もパートナーに任せきりだった日があっても。 「自分の子だから」と決めつけてしまった瞬間があっても。
気づいた時点で、もう昨日のあなたとは違います。
過去の自分を許せないのは、いまのあなたが優しいからです。何も感じない親は、こうやって検索したり、後悔したりしません。
私自身、いまも過去の自分を完全には許せてません。 でも、こうやって文章にして、5つの実践を一個ずつ積み重ねることで、「後悔」と「いまの自分」が少しずつ、同じ方向を向いて歩けるようになってきました。
そして――もしあなたがパパで、奥さんに育児を任せきりだった自覚があるなら。
今日、奥さんに「あの頃、本当にごめん。ありがとう」と一言、言ってください。 9年経ってからでも、遅くないと信じてます。
子供の寝顔にも「今日もありがとう」と言って、ゆっくりお湯につかってください。 それで今日は十分です。
明日また、新しい一日が始まります。
完璧な親なんていない。 でも、**「変わろうとしている親」**は、子供にちゃんと見えています。
あなたは、ひとりじゃないです。
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※あくまで楽しむためのお遊び診断です(科学的根拠はありません)