離乳食完了期(パクパク期)の進め方|1歳〜1歳半の量・固さ・卒乳と取り分けを双子パパが解説
📖 この記事の目次
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後期(カミカミ期)まで来たら、いよいよ最後の段階、完了期(パクパク期)です。「3回食+おやつってどう組む?」「大人の取り分けはいつから?」「卒乳ってどう考えればいい?」——この時期の迷いに、一卵性双生児のサクラとモモを9歳まで育ててきた現役の双子パパ部長が答えます。
なお、月齢や量はあくまで目安で、個人差があります。最終的な判断は、かかりつけの小児科医や自治体の栄養相談を頼ってください。
📍 全体像や前の時期を確認したい方は、離乳食の進め方 完全ガイド・初期・中期・後期(カミカミ期)もどうぞ。
📌 この記事でわかること
- 完了期(パクパク期)に進む目安と、後期からのステップアップ
- 1日3回食+おやつ(補食)の組み立て方
- 量・固さの目安(軟飯〜ごはん)と、大人ごはんからの取り分け
- 手づかみからスプーン・フォークへの移行
- 1歳から広がる食材(はちみつ・牛乳など)と、卒乳の考え方
🍼 完了期(パクパク期)はいつから?
完了期の目安は、一般的に**生後12〜18ヶ月頃(1歳〜1歳半)**とされています。後期(カミカミ期)を経て、次のような様子が一つの目安です。
- 後期の「歯ぐきでつぶす」固さを、嫌がらず食べられている
- 1日3回食のリズムが安定している
- 自分で食べたい意欲が強く、手づかみがしっかりできている
この時期になると、必要なエネルギーや栄養の大部分を、母乳・ミルク以外の食事から摂れるようになっていきます。とはいえ進み方は子どもそれぞれ。双子でも2人で差があるのが普通なので、無理に揃えなくて大丈夫です。
🥄 完了期の進め方
完了期は、前歯でかじり取り、歯ぐきで噛むことが上手になっていく時期です。
1日3回食+おやつ(補食)
完了期は、朝・昼・夕の1日3回食に、日中の授乳が減ってきたら**1〜2回のおやつ(補食)**を加えます。ここでいう「おやつ」は、甘いお菓子ではなく、3回の食事で摂りきれない栄養を補うための軽食という位置づけです。おにぎり・蒸したいも・果物・ヨーグルトなどが向いています。
固さの目安は「歯ぐきで噛める固さ」
固さの目安は、歯ぐきで噛めるくらい(肉団子のイメージ)です。おかゆは軟飯から、普通のごはんへと近づいていきます。食材は手づかみできる大きさ・スティック状にすると、自分で食べやすくなります。
量の目安(1回あたり)
下の表は、あくまで一般的な目安です(個人差が大きいので、数字に縛られすぎないでください)。
| 食品グループ | 1回あたりの目安 |
|---|---|
| 穀類(軟飯80g〜ごはん) | 軟飯90g前後 |
| 野菜・果物 | 40〜50g |
| たんぱく質(下記いずれか) | 魚・肉15〜20g / 豆腐50〜55g / 全卵1/2〜2/3個 / 乳製品100g |
食べる量には波があります。食べない日があっても、数日のトータルでゆるく見てあげてください。
🍽️ 大人ごはんからの取り分け
完了期になると、大人のメニューからの取り分けが少しずつできるようになります。作る側にとっては、ここがぐっと楽になるポイントでした。
ただし、そのままでは味が濃すぎる・固すぎることが多いので、ひと工夫します。
- 味付け前に取り分ける、またはお湯で薄める・だしで割る
- 大人よりやわらかめに煮る・小さく切る
- 大人の濃い味付け(塩・しょうゆ・ソースなど)は、まだ控えめに
我が家では「大人の鍋から、薄味のうちに少し取り分ける」のが定番でした。一から作る手間が減るので、双子でも続けやすかったです。
✋ 手づかみから、スプーン・フォークへ
完了期は、手づかみ食べを十分にさせながら、スプーンやフォークを使う練習も始まる頃です(目安は1歳前後から)。
最初はうまく使えず、手づかみに戻ったりします。それも自然な過程です。前歯でかじり取って自分のひと口量を覚えることは、噛む力を育てる大事なステップだと言われています。あせらず、本人のペースで大丈夫です。
🆕 1歳から広がる食材
1歳を過ぎると、食べられるものがぐっと増えます。代表的なものを挙げます。
- はちみつ:これまで避けてきたはちみつは、1歳を過ぎれば与えられるようになります。ただし、いきなり多くではなく、少量から始めると安心です
- 牛乳(そのまま飲む):加熱せずそのまま飲ませるのは、1歳を過ぎてからが目安です(それ以前も料理に使うのは可とされています)
- きのこ類、ハム・ウインナー(塩分に注意)、青背の魚(さばなど)も、少しずつ試せるように
新しい食材は、これまで通り1日1種類・少量から、平日の日中に試すのが安心です。
🍼 卒乳について
「離乳食が完了したら、卒乳しないといけないの?」とよく聞かれますが、そうとは限りません。
卒乳の時期は子どもによって本当にさまざまで、1歳半ごろが一つの目安とされることはあっても、決まりではありません。離乳食を完了しても、母乳やミルクを続けて構わないとされています。お子さんと家庭のペースで、無理なく進めて大丈夫です。
⚠️ 完了期で気をつけたいこと
- 濃い味に注意。大人の取り分けは、薄めてから
- おやつ=補食。甘いお菓子ではなく、食事を補うものとして
- 丸いもの(ミニトマト・ぶどうなど)は、引き続きのどづまり予防のため、4等分など小さく切ってから
- ナッツ・豆類・かたい飴・もちなどは、窒息のおそれが高いとされ、消費者庁は固いナッツ・豆類は5歳頃まで与えないよう注意喚起しています。完了期にはまだ避けるのが安心です
- 食べている間は、座って食べさせ、そばで目を離さないようにしましょう
👨👧👧 双子の完了期を進めるコツ
取り分けで「作る回数」を一気に減らす
完了期の最大の味方は大人ごはんからの取り分けです。双子だと、2人分を別々に作る負担が大きいので、「薄味の大人メニューから2人分取り分ける」に切り替わると、台所がぐっと楽になりました。
「自分で食べる」を2人分活かす
スプーン・フォークや手づかみで2人が自分で食べてくれる時間は、親の手が空く貴重な時間でもあります。多少散らかっても、自分で食べる意欲を大事にすると、同時進行がしやすくなります。
卒乳・食べる量の差は「揃えない」
卒乳のタイミングも、食べる量も、2人で違って当たり前です。片方が先に卒乳しても、もう片方はもう少し続ける、ということもあります。比べず、それぞれのペースで構わない——これは離乳食を通してずっと感じていたことでした。
🥣 あると助かったグッズ
完了期は「自分で食べる」を支える道具が中心になります。
子ども用スプーン・フォーク
すくいやすい・刺しやすい形状だと、自分で食べる練習が進めやすかったです。
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コップ飲み練習用コップ
完了期はコップ飲みの練習も始まります。こぼれにくい構造のものがあると、移行が進めやすかったです。
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お食事エプロン
自分で食べる量が増えるぶん、食べこぼしも増えます。洗いやすいエプロンは、双子だと2枚あると回しやすかったです。
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まとめ
完了期(パクパク期)は、離乳食の「ゴール」に近づく時期です。要点はシンプルです。
- 目安は生後12〜18ヶ月(1歳〜1歳半)(後期に慣れてから・個人差あり)
- 1日3回食+おやつ(補食)。おやつは栄養を補う軽食として
- 固さは歯ぐきで噛めるくらい(肉団子)、おかゆは軟飯→ごはんへ
- 大人ごはんからの取り分け(薄味・やわらかめ)で、ぐっと楽に
- 1歳からはちみつ・牛乳などが解禁(少量から)
- 卒乳は1歳半が一つの目安。でも急がなくていい
- 双子は取り分け+自分食べ+ペースを揃えないで楽になる
ここまで来たら、肩の力を抜いて大丈夫。食べムラもペースの差も、この時期では当たり前です。お子さんの「自分で食べる」を大事にしながら、無理なく大人ごはんへと近づけてください。迷ったら、かかりつけ医や自治体の栄養相談を頼って大丈夫です。
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筆者は、一卵性双生児のサクラとモモを9歳まで育ててきた現役の双子パパ部長です。離乳食を2人分同時に進めた経験から、完了期に向き合う方の「大人ごはんへの橋渡し」のお手伝いができればと思っています。なお本記事は一般的な情報をもとにまとめたもので、最終的な判断はかかりつけの小児科医や栄養士にご相談ください(※個人差があります)。
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