双子の離乳食完了期|1歳〜1歳半の量・卒乳と取り分け
📖 この記事の目次
- 📌 この記事でわかること
- 完了期の答えは「1日3回食+補食1〜2回」です
- 1回あたりの量は、この表がひとつの目安です
- 取り分けは「味付け前に抜く」だけで成立します
- 手づかみは続けたまま、スプーン・フォークへ移ります
- 1歳から解禁されるもの、まだ続く注意
- 「完了期=卒乳」ではありません
- 離乳食の完了は「食のゴール」ではなく「食卓の席ができた日」です
- 双子の完了期は「取り分け」で作る回数が一気に減ります
- 取り分けで、台所に立つ回数を減らす
- 「自分で食べる」を2人分活かす
- 卒乳も食べる量も「揃えない」
- 🥣 あると助かったグッズ
- 子ども用スプーン・フォーク
- コップ飲み練習用コップ
- お食事エプロン
- よくある質問
- Q1. 「離乳食が完了したら卒乳するもの」と言われました。やめないとダメですか?
- Q2. 完了期なら、大人と同じものを食べさせていいですか?
- Q3. 1歳を過ぎました。はちみつはもう大丈夫ですか?
- Q4. 食べる量が少なくて心配です
- Q5. 完了期になっても手づかみばかりで、スプーンを使いません
- Q6. 双子で卒乳のタイミングがずれています。揃えるべきですか?
- まとめ
- 📚 あわせて読みたい
※本記事はプロモーションを含みます(楽天・Amazonアフィリエイト)。
2026年8月に内容を見直しました(国の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」で完了の定義・補食・取り分けの記述を照合し直しています)。
「3回食+おやつって、どう組むの?」「大人の取り分けはいつから?」「完了期になったら、卒乳しないとダメ?」
離乳食の最後の段階は、ゴールが見えてきたぶん、逆に焦りが出る時期でもあります。「1歳なのにまだおっぱい」「隣の子はもう普通のごはん」——比べ出すとキリがない。
🍼 双子パパ部長:先に言っておくと、離乳食の完了はゴールではありません。うちの双子が焼肉のうまさに目覚めたのは7歳のときです。それまでは月1回のご褒美デーで回転寿司に行っても、河童巻きしか頼まない2人でした。完了期は「大人と同じものを食べられる子」の完成ではなく、家族の食卓に着く場所ができた日——そのくらいの位置づけでちょうどいいです。
・完了期の答えは「歯ぐきで噛める固さのものを、1日3回+補食1〜2回」。おかゆは軟飯からごはんへ
・時期の目安は生後12〜18ヶ月頃。「離乳の完了」とは、形のある食物をかみつぶせるようになり、栄養の大部分を母乳・ミルク以外から摂れるようになった状態のことです
・「完了期=卒乳」ではありません。ガイドは「離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではない」と明記しています。急かされる筋合いはありません
・作る側の転換点は大人ごはんからの取り分け。ガイドも調味する前に取り分けるやり方を挙げています
・1歳を過ぎればはちみつ・牛乳(飲用)が解禁。一方で硬い豆やナッツ類は5歳以下には与えない——ここは1歳では終わりません
この記事を読み終わる頃には、大人の鍋からどこで取り分けるかと、卒乳をいつ考えるかの答えが自分の中に決まっているはずです。取り分けが回り出すと、離乳食のためだけに火を使う時間がほぼ消えます。
なお、月齢や量はあくまで目安で、個人差があります。最終的な判断は、かかりつけの小児科医や自治体の栄養相談を頼ってください。
📍 全体像や前の時期を確認したい方は、離乳食の進め方 完全ガイド・初期・中期・後期(カミカミ期)もどうぞ。
📌 この記事でわかること
- 完了期(パクパク期)に進む目安と、「離乳の完了」の正確な定義
- 1日3回食+補食(おやつ)の組み立て方
- 量・固さの目安(軟飯〜ごはん)と、大人ごはんからの取り分け
- 手づかみからスプーン・フォークへの移行
- 1歳から広がる食材(はちみつ・牛乳)と、卒乳の考え方
完了期の答えは「1日3回食+補食1〜2回」です
まず骨格から。「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」は、離乳の完了をこう定義しています。
「形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態」。その時期は生後12か月から18か月頃。
そして食事の形はこうです。
- 食事は1日3回
- そのほかに1日1〜2回の補食を必要に応じて
- 母乳または育児用ミルクは、離乳の進行および完了の状況に応じて与える
ここでいう補食(おやつ)は、甘いお菓子のことではありません。3回の食事で摂りきれない栄養を補うための軽食という位置づけです。おにぎり・蒸したいも・果物・ヨーグルトなどが向いています。
固さの目安は歯ぐきで噛めるくらい(肉団子のイメージ)。おかゆは軟飯から普通のごはんへと近づいていきます。
1回あたりの量は、この表がひとつの目安です
下の表は、あくまで一般的な目安です(個人差が大きいので、数字に縛られすぎないでください)。
| 食品グループ | 1回あたりの目安 |
|---|---|
| 穀類(軟飯90g〜ごはん80g) | 軟飯90g前後 |
| 野菜・果物 | 40〜50g |
| たんぱく質(下記いずれか) | 魚・肉15〜20g / 豆腐50〜55g / 全卵1/2〜2/3個 / 乳製品100g |
食べる量には波があります。食べない日があっても、数日のトータルでゆるく見てあげてください。
取り分けは「味付け前に抜く」だけで成立します
完了期の最大の味方は、大人ごはんからの取り分けです。ガイドも、家族の食事から調味する前のものを取り分けたり、薄味のものを適宜取り入れたりして、食品の種類や調理方法が多様になるような食事内容にするとしています。
コツは3つだけ。
- 味付けの前に取り分ける。または取り分けてからお湯で薄める・だしで割る
- 大人よりやわらかめに煮て、小さく切る
- 塩・しょうゆ・ソースなど、大人の濃い味付けはまだ控えめに
我が家では「大人の鍋から、薄味のうちに少し取り分ける」のが定番でした。一から作る手間が消えるので、双子でも続けやすかったです。
より詳しい手順は、離乳食の取り分けはいつから?大人ごはんから作るコツにまとめています。
手づかみは続けたまま、スプーン・フォークへ移ります
完了期は、手づかみ食べを十分にさせながら、スプーンやフォークを使う練習も始まる頃です。
ここで大事なのは順番です。ガイドは完了期の食べ方を「手づかみ食べで前歯で噛み取る練習をして、一口量を覚え、やがて食具を使うようになって、自分で食べる準備をしていく」と説明しています。手づかみをやめてスプーンに移るのではなく、手づかみで一口量を覚えたからスプーンが使えるという流れです。
最初はうまく使えず、手づかみに戻ったりします。それも自然な過程なので、あせらず本人のペースで大丈夫です。
1歳から解禁されるもの、まだ続く注意
1歳を過ぎると、食べられるものがぐっと増えます。
- はちみつ:これまで避けてきたはちみつは、満1歳を過ぎれば与えられます。厚生労働省も「1歳以上の方にとっては、ハチミツはリスクの高い食品ではありません」としています。いきなり多くではなく、少量から
- 牛乳(そのまま飲む):鉄欠乏性貧血の予防の観点から、飲用は1歳を過ぎてからが望ましいとガイドに明記されています(それ以前も調理に使うのは可)
- 青皮魚(さばなど)はガイドが示す白身魚→赤身魚→青皮魚の進行順の先にあるもので、1歳で解禁されるものではありません。赤身魚に慣れていれば少しずつ。きのこ類、ハム・ウインナー(塩分に注意)も同様です
新しい食材は、これまで通り1日1種類・少量から、平日の日中に試すのが安心です。
・硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせない——消費者庁の注意喚起です。奥歯が生えそろわず噛み砕く力が十分でないため、窒息や、小さなかけらによる肺炎・気管支炎のおそれがあります。兄姉が食べていて欲しがっても与えないことまで呼びかけられています
・丸いもの(ミニトマト・ぶどうなど)は引き続き4等分など小さく切る
・ウインナー・うずらの卵・チーズなど、つるっと滑る円柱状・球状のものも、縦半分に切ってからさらに小さく。丸のまま・輪切りのままは避けてください ・もち・かたい飴など、詰まりやすいものはまだ避ける
・座って食べる・食べている間はそばで見守る。歩きながら・遊びながらは危険
・濃い味に注意。取り分けは薄めてから
「完了期=卒乳」ではありません
ここははっきりさせておきます。
ガイドは、離乳の完了について「離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではない」と、わざわざ一文を割いて書いています。離乳食が完了しても、授乳を続けていて構わないということです。
卒乳の時期は子どもによって本当にさまざまで、家庭の事情や仕事の状況でも変わります。周囲から「もう1歳なのに」と言われることがあっても、国のガイドは「完了=授乳の終わり」だとは言っていません。お子さんと家庭のペースで、無理なく進めて大丈夫です。
判断に迷うときは、健診やかかりつけ医で相談してください。
離乳食の完了は「食のゴール」ではなく「食卓の席ができた日」です
この記事でいちばん言いたいのは、ここです。
完了期になると、どうしても「もう大人と同じものを食べられるようにしなきゃ」と考えます。離乳食という言葉に「完了」がついているせいで、ここが終着点に見えてしまう。
でも、実際に子どもが「食べる人」として完成するのは、ずっと先です。
うちの双子は、月に1回だけご褒美デーを作っていました。給料日後の最初の土曜日に、どこかへ食べに行く日です。5歳の頃に回転寿司に連れて行っても、頼むのは河童巻きだけ。よくて2皿。目で圧をかけても、増えません。それが7歳のとき、焼肉屋で急にうまさに目覚めました。あの日から「焼肉食べたい」と時々言うようになった。8歳の夏にはホテルのランチビュッフェに行って、いちばんデザートを取っていたのは妻でした。
つまり離乳食の完了時点では、その子の食はまだ何も決まっていないんです。
だから完了期の目標は、「大人と同じものを食べさせること」ではありません。同じ食卓に、その子の席を用意すること。ガイドが離乳の進行の目標に「家族等が食卓を囲み、共食を通じて食の楽しさやコミュニケーションを図る」という食育の観点まで含めているのも、たぶん同じ意味です。
献立の完成度ではなく、その席に座り続けた回数が、何年かあとに効いてきます。
双子の完了期は「取り分け」で作る回数が一気に減ります
取り分けで、台所に立つ回数を減らす
完了期の最大の味方は大人ごはんからの取り分けです。双子だと2人分を別々に作る負担が大きいので、「薄味の大人メニューから2人分取り分ける」に切り替わると、台所がぐっと楽になりました。
「自分で食べる」を2人分活かす
スプーン・フォークや手づかみで2人が自分で食べてくれる時間は、親の手が空く貴重な時間でもあります。多少散らかっても、自分で食べる意欲を優先するほうが、同時進行はしやすくなります。
卒乳も食べる量も「揃えない」
卒乳のタイミングも、食べる量も、2人で違って当たり前です。片方が先に卒乳しても、もう片方はもう少し続ける、ということもあります。比べず、それぞれのペースで構わない——これは離乳食を通してずっと感じていたことでした。
🥣 あると助かったグッズ
完了期は「自分で食べる」を支える道具が中心になります。
子ども用スプーン・フォーク
すくいやすい・刺しやすい形状だと、自分で食べる練習が進めやすかったです。
楽天で「子供 スプーン フォーク 練習」を見るAmazonで「子供 スプーン フォーク 練習」を見る
コップ飲み練習用コップ
完了期はコップ飲みの練習も始まります。こぼれにくい構造のものがあると、移行が進めやすかったです。
楽天で「コップ 練習 ベビー」を見るAmazonで「コップ 練習 ベビー」を見る
お食事エプロン
自分で食べる量が増えるぶん、食べこぼしも増えます。洗いやすいエプロンは、双子だと2枚あると回しやすかったです。
楽天で「お食事エプロン ベビー」を見るAmazonで「お食事エプロン ベビー」を見る
よくある質問
Q1. 「離乳食が完了したら卒乳するもの」と言われました。やめないとダメですか?
やめなければいけない決まりはありません。ガイドは「離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではない」と明記しています。完了の定義はあくまで栄養の大部分を食事から摂れるようになった状態であって、授乳の有無ではありません。周囲の声より、この一文を根拠にしていいと思います。
Q2. 完了期なら、大人と同じものを食べさせていいですか?
同じ鍋のものは使えますが、同じ味付け・同じ固さ・同じ大きさではまだ早い段階です。調味する前に取り分けるのが基本。塩分は大人の基準で考えないでください。また硬い豆やナッツ類は5歳以下には与えないので、大人のおつまみは別扱いです。
Q3. 1歳を過ぎました。はちみつはもう大丈夫ですか?
満1歳を過ぎていれば与えられます。厚生労働省も、1歳以上にとってはちみつはリスクの高い食品ではないとしています。ただし満1歳前は、量にかかわらず、加熱してあっても不可です。きょうだいがいる家庭は、下の子が1歳未満のうちははちみつ入りのお菓子・パンの置き場所にも気をつけてください。
Q4. 食べる量が少なくて心配です
完了期の食べる量には波があります。数日のトータルで見て、体重の増え方や機嫌、うんちの様子と合わせて判断してください。それでも心配なときは、自己判断で無理に食べさせるより、健診や自治体の栄養相談で相談するのが確実です。
Q5. 完了期になっても手づかみばかりで、スプーンを使いません
順番としてはそれで問題ありません。ガイドは手づかみ食べで前歯で噛み取る練習をして一口量を覚え、やがて食具を使うようになると説明しています。手づかみは、スプーンへ進むための土台です。取り上げる必要はありません。
Q6. 双子で卒乳のタイミングがずれています。揃えるべきですか?
揃えなくて構いません。うちも食べる量も好みも、最初から2人で違いました。片方に合わせて無理に切り上げるより、それぞれのペースのほうが結果的に落ち着きます。
まとめ
完了期(パクパク期)は、離乳食の「区切り」の時期です。要点はシンプルです。
- 目安は生後12〜18ヶ月。完了の定義は栄養の大部分を食事から摂れる状態
- 1日3回食+補食1〜2回。補食は栄養を補う軽食として
- 固さは歯ぐきで噛めるくらい(肉団子)、おかゆは軟飯→ごはんへ
- 調味する前に取り分けるだけで、作る回数が一気に減る
- 1歳からはちみつ・牛乳(飲用)が解禁。硬い豆やナッツ類は5歳以下に与えない
- 完了=卒乳ではない。急がなくていい
- 双子は取り分け+自分食べ+ペースを揃えないで回る
離乳食が完了しても、その子の食の好みはまだ何も決まっていません。うちの双子は5歳で河童巻き専門、それが7歳で焼肉に目覚めました。今日の食卓で決まるのは、味の好みではなく「食卓は楽しい場所だ」という記憶のほうです。
ここまで来たら、肩の力を抜いて大丈夫。迷ったら、かかりつけ医や自治体の栄養相談を頼ってください。
📚 あわせて読みたい
- 離乳食の進め方 完全ガイド|初期〜完了期までの全体像 … 全体マップで流れを確認したい方へ
- 離乳食後期(カミカミ期)の進め方 … 一つ前の時期をおさらいしたい方へ
- 手づかみ食べはいつから?メニュー・固さ・注意点 … 手づかみが活発になる時期に
- 離乳食の取り分けはいつから?大人ごはんから作るコツ … 完了期の主役はこちら
- 双子育児 完全ロードマップ … 離乳食のあとの流れを見たい方へ
参考・出典(2026年8月19日確認)
- こども家庭庁「授乳や離乳について」 / 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)本文PDF(離乳の完了の定義と時期、補食、取り分け、食具への移行、牛乳の飲用は1歳以降)
- 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」(2021年1月20日公表)(硬い豆やナッツ類は5歳以下に食べさせない)
- 厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」(1歳以上にとってはリスクの高い食品ではない)
筆者は、一卵性双生児のサクラとモモを9歳まで育ててきた現役の双子パパ部長です。本記事は上記の一次情報と我が家の経験をもとにまとめた一般的な情報で、診断や治療の代わりになるものではありません。最終的な判断はかかりつけの小児科医や栄養士にご相談ください(※個人差があります)。
🐾 双子アニマル性格診断(クリックで開く) ▼
名前の画数を入れると、双子の動物キャラ&相性がわかります
※あくまで楽しむためのお遊び診断です(科学的根拠はありません)