双子の離乳食中期|7〜8ヶ月の量・固さ・卵の進め方
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双子の離乳食中期|7〜8ヶ月の量・固さ・卵の進め方


📖 この記事の目次
  1. 📌 この記事でわかること
  2. 中期の答えは「舌でつぶせる固さを、1日2回」です
  3. 中期に進む合図は、月齢ではなく初期の食べ方に出ます
  4. 固さは「絹ごし豆腐」、おかゆは7倍がゆが目安です
  5. 1回あたりの量は、この表がひとつの目安です
  6. 食べられる食材は「白身魚から」順に広がります
  7. 卵は「卵黄 → 全卵」の順に、しっかり加熱して少量から
  8. 中期は「好き嫌いを直す時期」ではなく「味の記憶を増やす時期」です
  9. 困ったときの一皿を、ひとつ持っておく
  10. 双子の中期は「ベース共通・固さだけ個別」で回りました
  11. ベースは共通、固さだけ微調整する
  12. 冷凍ストックを厚めに積む
  13. 「揃えない」勇気を持つ
  14. 🥣 あると助かった調理グッズ
  15. ブレンダー・調理セット
  16. 小分け冷凍トレー
  17. 吸盤付きの食器
  18. よくある質問
  19. Q1. 「卵は1歳まで避けたほうが安全」と聞きました。そのほうがいいのでは?
  20. Q2. 7ヶ月になりました。すぐ2回食にしないと遅れますか?
  21. Q3. 食べムラがあります。好き嫌いの始まりでしょうか?
  22. Q4. 双子で進み具合が違います。遅いほうに合わせるべきですか?
  23. Q5. 中期のうちに肉や赤身魚も食べさせたほうがいいですか?
  24. Q6. ベビーフードを使うと手抜きになりますか?
  25. まとめ
  26. 📚 あわせて読みたい

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2026年8月に内容を見直しました(国の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」で固さ・回数・食材の順序を照合し直しています)。

「2回食ってどう増やすの?」「固さはどのくらい?」「卵はいつ、どう進める?」

初期をなんとか越えたと思ったら、中期で急に判断することが増えます。しかもこの頃から食べムラが本格化するので、「昨日食べたのに今日は食べない」で気持ちが上下する。

🍼 双子パパ部長:先に言っておきます。うちの双子は9歳になった今も、回転寿司に行くと河童巻きしか食べません。よくて2皿。離乳食の中期は、食べムラを見て「今のうちに好き嫌いを直さないと」と焦りやすい時期です。でも我が家の答えを先に言うと、好みは直りませんでした。そのかわり、ちゃんと元気に育っています。

📌 結論から先に
・中期の答えは「舌でつぶせる固さのものを、1日2回」。これが国のガイドが示す中期の骨格です
・時期の目安は生後7〜8ヶ月頃。ただし基準は月齢ではなく、初期のなめらかな離乳食を嫌がらず飲み込めているか
・「7ヶ月になったのに2回食にしていない」と焦らなくて大丈夫。回数は子どもの食欲に応じてで構いません
・卵は卵黄 → 全卵の順に進めます。怖いから1歳まで避けるという説には賛成できません。開始を遅らせてもアレルギー予防の科学的根拠はないとガイドは明記しています
・はちみつは満1歳まで与えない。中期でも変わりません

この記事を読み終わる頃には、今日の一皿の固さと、次に試す食材が決まっているはずです。中期の型が決まると、献立を毎回ゼロから考えなくてよくなり、台所に立つ時間そのものが短くなります。

なお、月齢や量はあくまで目安で、個人差があります。最終的な判断は、かかりつけの小児科医や自治体の栄養相談を頼ってください。

📍 まだ初期の方や全体像を確認したい方は、先に離乳食の進め方 完全ガイドと離乳食初期(ゴックン期)の進め方を読むと流れが掴みやすいです。

📌 この記事でわかること

  • 中期(モグモグ期)に進む目安と、初期からのステップアップの見きわめ方
  • 1日2回食への進め方と、1日のリズム
  • 量・固さの目安(7倍がゆ・舌でつぶせる固さ)
  • 卵黄から全卵への進め方(アレルギーに配慮して)
  • 食べムラとの付き合い方、双子2人分のコツ

中期の答えは「舌でつぶせる固さを、1日2回」です

先に骨格を言い切ります。「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」の離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)は、こう書かれています。

  • 舌でつぶせる固さのものを与える
  • 離乳食は1日2回にして、生活リズムを確立していく
  • 離乳食の後に母乳または育児用ミルクを与える。このほか、授乳のリズムに沿って母乳は欲するままに、育児用ミルクは1日3回程度

覚えることは固さと回数の2つだけです。細かい献立は、この2つを満たしていれば何でも正解になります。

食べ方の面では、ガイドいわく舌と顎の動きが前後運動から上下運動へ移行する時期。初期の「ゴックン(飲み込む)」から、「モグモグ(つぶす)」へ一段上がります。

中期に進む合図は、月齢ではなく初期の食べ方に出ます

「7ヶ月になったから今日から2回食」と急ぐ必要はありません。次のような様子が、進んでよい合図になります。

  • 初期のなめらかな離乳食を、嫌がらずゴックンできている
  • スプーンで食べることに慣れてきた
  • 1日1回食のリズムができている

逆に、まだ飲み込むのに苦戦しているなら、初期をもう少し続けて構いません。月齢はあくまで目安で、発育・発達には個人差があるとガイドも明記しています。

双子の場合、初期の進み具合は2人で差があるのが普通です。片方が先に中期へ、もう片方はもう少し初期を続ける——それも自然なことです。無理に揃えなくて大丈夫です。

固さは「絹ごし豆腐」、おかゆは7倍がゆが目安です

固さの目安は、舌でつぶせるくらい(絹ごし豆腐のイメージ)。おかゆは、初期のつぶしがゆから7倍がゆへ進み、つぶつぶ感を少し残します。野菜は、やわらかく煮て粗くつぶす・きざむ程度に。

ガイドも調理形態について、初めは「つぶしがゆ」とし、慣れてきたら粗つぶし、つぶさないままへと進め、軟飯へと移行するとしています。段階を飛ばさないことが大事です。

⚠️ 固さの上げすぎは「丸のみ」につながります
急にゴロゴロと大きく・固くすると、つぶしきれずに丸のみしたり、むせたりする原因になります。指で軽くつぶせるかを毎回の確認ポイントに。食べている間は座らせて、そばで見守ること。詰め込みすぎていないかも合わせて見てください。
また、はちみつは満1歳を過ぎるまで与えないのは中期でも同じです。ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、厚生労働省も通常の加熱や調理では死なないとしています。

1回あたりの量は、この表がひとつの目安です

下の表は、あくまで一般的な目安です(個人差が大きいので、数字に縛られすぎないでください)。

食品グループ1回あたりの目安
穀類(ガイドの表記は全がゆ50〜80g。実務では7倍がゆで同量が目安)50〜80g
野菜・果物20〜30g
たんぱく質(下記いずれか)魚(まずは白身魚)10〜15g / 脂肪の少ない肉10〜15g / 豆腐30〜40g / 卵黄1個〜全卵1/3個 / 乳製品50〜70g

ガイドは、1日2回食に進む頃には穀類(主食)、野菜(副菜)・果物、たんぱく質性食品(主菜)を組み合わせた食事にするとしています。とはいえ毎食きっちり揃わなくても大丈夫。食べムラもこの時期は普通なので、1日〜数日のトータルでゆるく見てあげてください。

食べられる食材は「白身魚から」順に広がります

中期になると試せる食材が増えます。新しい食材は、これまで通り1日1種類・1さじからが基本です。

  • たんぱく質:白身魚(たら・かれいなど)、豆腐、しらす(塩抜き)、鶏ささみなど脂肪の少ない肉、ヨーグルトや塩分・脂肪の少ないチーズ
  • 野菜:初期の野菜に加え、葉物の葉先やトマト(皮と種を除く)なども。緑黄色野菜も取り入れて
  • 鉄:母乳育児では生後6ヶ月時点で鉄欠乏を生じやすいという報告があるとガイドは指摘しています。卵黄などを取り入れつつ、不安があれば栄養相談へ

食材を広げる順序には、ガイドが示す道筋があります。魚は白身魚 → 赤身魚 → 青皮魚へ、卵は卵黄 → 全卵へ。そして脂肪の多い肉類は少し遅らせる。つまり赤身魚や肉は「中期は絶対ダメ」ではなく、白身魚に慣れてから段階的にというのが正確なところです。あせって飛ばす必要はありません。

なお牛乳を飲み物として与えるのは、鉄欠乏性貧血の予防の観点から1歳を過ぎてからが望ましいとされています(調理に使うのは可)。

卵は「卵黄 → 全卵」の順に、しっかり加熱して少量から

卵はアレルギーが気になる食材なので、丁寧にいきます。一般的には次の順です。

  1. 固ゆでの卵黄を、ごく少量(耳かき1杯ほど)から
  2. 卵黄1個分まで食べられるようになったら、固ゆでの卵白をごく少量から
  3. 卵白も問題なければ全卵へ(中期は全卵1/3個ほどが目安)

大事なのは方向です。ガイドには「食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない」と明記されています。怖いから避け続けるのは、予防にはなりません。

そのうえで実務は次のとおり。

  • 初めて試すときは平日の日中など、医療機関を受診できる時間帯に
  • 卵は必ずしっかり加熱して、ごく少量から
  • アレルギーが疑われる症状が出たら、自己判断で対応せず必ず医師の診断に基づいて進める(ガイドの記載)
  • 家族にアレルギーの心配がある場合や、すでに湿疹がある場合は、始める前にかかりつけ医へ

中期は「好き嫌いを直す時期」ではなく「味の記憶を増やす時期」です

ここが、この記事でいちばん言いたいところです。

中期になると、はっきり食べムラが出ます。昨日完食したものを今日は口も開けない。すると「今のうちに好き嫌いをなくさないと」と考えたくなります。

でも冒頭に書いたとおり、うちの双子は9歳になった今も回転寿司で河童巻きしか食べません。よくて2皿。中期にどれだけ工夫しても、好みは好みとして残りました。

じゃあ中期は無駄だったのかというと、逆です。ガイドは離乳の進行の目標を「食べる意欲を育み、食べる楽しさを体験していくこと」とし、その体験の中身として「いろいろな食品の味や舌ざわりを楽しむ」ことを挙げています。好きにさせることではなく、知っている味を増やすことが中期の仕事なんです。

だから中期の評価軸は「食べたかどうか」ではなく、「その味に出会ったかどうか」でいい。今日出会って断られた食材は、失敗ではなく在庫に加わった味です。数ヶ月後、あるいは数年後に急に食べ出すことがあります。うちの子が7歳で急に焼肉のうまさに目覚めたように。

好みは直せません。でも、出会いは増やせます。

困ったときの一皿を、ひとつ持っておく

それでも「今日は何も食べない」という日は来ます。そういうとき、うちで助けられたのは納豆ごはんでした。

🍼 双子パパ部長:うちの双子は納豆ごはんはよく食べてくれました。困ったときは納豆ごはん。好き嫌いはあると思うので他の家でも同じとは限りませんが、うちの2人にとっては好物だったみたいです。回転寿司では河童巻きしか食べない子たちが、納豆だけは進んで食べる。子どもの「好き」は、親が思っているところとは違う場所にあります。

大事なのは納豆そのものではなく、「これなら食べる」という一皿を家族が把握していることだと思います。栄養バランスは1日や1週間の合計で見ればよくて、その日1食の完璧さより、親が追い詰められないことのほうが続きます。

⚠️ 納豆を初めて出すときは
納豆は大豆製品で、アレルギー表示の「特定原材料に準ずるもの」に含まれます。初めて与えるときはごく少量から、平日の日中に。ガイドも新しい食品は離乳食用のスプーンで1さじずつと示しています。すでに湿疹があるなど気になることがあれば、自己判断せずかかりつけ医に相談してください。

双子の中期は「ベース共通・固さだけ個別」で回りました

2回食になると、作る回数も食べさせる手数も増えます。双子だと、その負荷は2人分。我が家で効いた工夫を、一般化できる範囲で共有します。

ベースは共通、固さだけ微調整する

中期もまとめて作って取り分けが基本です。ただ、2人の進み具合に差があるときは、片方は少しなめらかめ、もう片方は少しつぶつぶめ、と固さだけ微調整する。ベースが同じなら、この一手で2人分になります。

冷凍ストックを厚めに積む

2回食になると消費が増えるので、おかゆ・野菜・たんぱく質の冷凍ストックを少し厚めに。組み合わせを変えるだけで献立の幅が出ます。

「揃えない」勇気を持つ

食べる量もスピードも、2人で違って当たり前です。同じ量を同じだけ食べさせようとしないこと。ワンオペの時間帯は、無理に同時進行せず、ずらして向き合う日があっていいと思います。

🥣 あると助かった調理グッズ

中期は「つぶす・きざむ・とろみをつける」の手数が増えます。手間と汚れを減らす意味で、助かったジャンルを絞って紹介します。

ブレンダー・調理セット

初期から引き続き、ペーストやみじん切りに活躍します。中期は「粗くつぶす」工程が増えるので、すりつぶし・裏ごしができる調理セットもあると便利でした。

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小分け冷凍トレー

2回食でストックの出番が増えます。一食分ずつ冷凍できると、双子でも平日が回しやすくなりました。

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吸盤付きの食器

自分で手を伸ばし始める頃は、食器のひっくり返りが増えます。机に固定できると、片付けの負担が軽くなりました。

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よくある質問

Q1. 「卵は1歳まで避けたほうが安全」と聞きました。そのほうがいいのでは?

その考え方は、国のガイドとは逆方向です。発症を心配して開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないと明記されています。避けるのではなく、しっかり加熱した卵黄を、ごく少量からが基本です。ただし、すでに湿疹がある場合や家族にアレルギーの心配がある場合は、始める前にかかりつけ医に相談してください。自己判断で制限も、自己判断で強行もしない、が答えです。

Q2. 7ヶ月になりました。すぐ2回食にしないと遅れますか?

遅れません。判断材料は月齢ではなく、初期の離乳食を嫌がらず飲み込めているかです。ガイドの目安表にも「あくまでも目安であり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて調整する」と柱書きがあり、本文でも「画一的な進め方にならないよう留意」と書かれています。1回食のリズムが安定してから2回目を足すほうが、結果的に早く落ち着きます。

Q3. 食べムラがあります。好き嫌いの始まりでしょうか?

中期の食べムラは珍しいことではありません。1食単位ではなく1日〜数日のトータルで見てください。それでも心配なときは、健診や自治体の栄養相談で様子を伝えるのが確実です。ちなみにうちは9歳になっても回転寿司で河童巻きしか頼まないので、好みは残るものだと思っておくほうが気持ちは楽です。

Q4. 双子で進み具合が違います。遅いほうに合わせるべきですか?

どちらかに合わせる必要はありません。ベースは共通、固さと量は個別が現実解でした。同じ日に生まれても発達の速度は違います。進んでいるほうを止める必要も、遅いほうを急がせる必要もありません。

Q5. 中期のうちに肉や赤身魚も食べさせたほうがいいですか?

急ぐ必要はありません。ガイドの順序は魚は白身魚 → 赤身魚 → 青皮魚、肉は脂肪の少ないものから取り入れ、脂肪の多い肉類は少し遅らせるです。白身魚に十分慣れてから、少量ずつ進めてください。

Q6. ベビーフードを使うと手抜きになりますか?

なりません。ガイドはベビーフード等の加工食品を上手に使うことで負担が軽くなるならそれも一つの方法だとし、利用の留意点まで示しています。月齢と固さの合ったものを選ぶ・与える前に一口食べて確認する・開封後の食べ残しや作りおきは与えない——ここを守れば頼っていい道具です。

まとめ

中期(モグモグ期)は、食べられるものが広がって、少し楽しくなってくる時期です。要点はシンプルです。

  • 目安は生後7〜8ヶ月。合図は月齢より初期を嫌がらず飲み込めているか
  • 舌でつぶせる固さ(絹ごし豆腐)を1日2回。おかゆは7倍がゆへ
  • 量は1日〜数日のトータルで見る。毎食きっちり揃えなくていい
  • 卵は卵黄 → 卵白少量 → 全卵の順で、しっかり加熱して少量から
  • はちみつは満1歳まで。固さの上げすぎは丸のみのもと
  • 双子はベース共通・固さだけ個別・厚めの冷凍ストックで回る

中期は好き嫌いを直す時期ではなく、味との出会いを増やす時期です。うちの双子は9歳の今も河童巻き専門ですが、7歳のときに突然、焼肉のうまさに目覚めました。出会っておいた味は、何年か経ってから勝手に開きます。今日の一皿は、そのための種まきくらいに思ってください。

迷ったら、かかりつけ医や自治体の栄養相談を頼って大丈夫です。

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参考・出典(2026年8月19日確認)

筆者は、一卵性双生児のサクラとモモを9歳まで育ててきた現役の双子パパ部長です。本記事は上記の一次情報と我が家の経験をもとにまとめた一般的な情報で、診断や治療の代わりになるものではありません。最終的な判断はかかりつけの小児科医や栄養士にご相談ください(※個人差があります)。

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この記事を書いたパパ

双子パパ部長

一卵性双生児の父。サラリーマン営業部長として働きながら双子育児に奮闘中。 双子ならではの「3倍の喜び・2倍の大変さ」をリアルに発信しています。

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